【徹底解説】鋼製建具と金属製建具の違いとは?職人が扱う素材の特徴

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皆さん、こんにちは。東京都江戸川区を拠点に、地域密着で建具工事を手掛けている有限会社カネコ建装です。


「鋼製建具と金属製建具って、何が違うのだろう?」と疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。結論からお伝えすると、鋼製建具は「鉄(スチール)」を主材料とした防火性・防音性に優れる建具であり、金属製建具はアルミやステンレスなども含む「金属全般」の建具を指す広い言葉です。


この記事で得られる3つの重要ポイントは以下の通りです。

  • 鋼製建具は頑丈で重量があるため、高い安全性が求められる場所で使われること
  • 金属製建具の代表であるアルミサッシは、住宅などで広く用いられること
  • 鋼製建具の施工は溶接や微調整など高度な技術が必要で、市場価値が高いこと


それでは、順番に見ていきましょう。




■ 鋼製建具と金属製建具の決定的な違いとは

鋼製建具は「鉄」に特化した機能的な建具であり、金属製建具はアルミやステンレスを含む広い意味でのカテゴリーです。


それぞれの素材の特性と、使われる場所の違いについて詳しく解説します。



・鋼製建具(スチール)の特徴と主な用途

鋼製建具は、鉄(スチール)を主な材料として作られたドアや窓枠のことを指します。最大の強みは、その圧倒的な強度と耐火性です。


そのため、ビルや工場のエントランス、商業施設、学校、病院などで広く使われています。特に建築法規で定められた「防火設備」として、火災時に炎や煙を遮る重要な役割を担うのがこの鋼製建具です。


また、防音性や防犯性にも優れているため、マンションの玄関ドアや機械室など、高い安全性が求められる場所には欠かせない存在となっています。



・金属製建具(アルミ・ステンレス等)との素材・定義の違い

一方、「金属製建具」という言葉は、鉄だけでなく、アルミニウムやステンレスなど、金属で作られたすべての建具を含む広い呼び方です。


代表的なものが、一般的な住宅でよく見かけるアルミサッシです。アルミは軽くてサビにくく、加工しやすいという特徴があります。


また、水回りの設備や高級感を出したい場所には、ステンレス製の建具が使われることもあります。つまり、鋼製建具は金属製建具という大きなグループの中の一つ、という位置づけになります。




■ 素材ごとの施工における違いと求められる精度

鋼製建具は重量があるため搬入に工夫が必要であり、溶接や防錆処理など、アルミ建具とは異なる高度な施工技術が求められます。


現場で実際にどのような作業の違いがあるのかを見ていきましょう。



・重量と強度がもたらす搬入・取り付けの難易度

住宅用のアルミサッシは比較的軽いため、現場で職人が手軽に運んで組み立てることができます。しかし、鋼製建具は非常に重く、一人で持ち運ぶことは困難です。


そのため、工場で完成した重いドアや枠を現場に運び込む際、クレーンなどの重機や専用の台車を使い、複数人で息を合わせて慎重に搬入する必要があります。


この重量の扱い方一つをとっても、鋼製建具を専門とする職人ならではのコツとチームワークが不可欠です。



・ミリ単位の調整と溶接・防錆処理の重要性

鋼製建具を取り付ける際、建物のコンクリート部分(躯体)のわずかな歪みを現場で読み取り、どう微調整していくかが職人の腕の見せ所となります。これは一般的な現場で常に応用力が試される状況です。


木材のように削って微調整することができないため、枠を固定する際には溶接の技術が求められます。


また、鉄はそのままではサビてしまうため、現場でのコーキング(隙間を埋める防水処理)やサビ止め塗装の仕上げを丁寧に行うことが、建具の寿命を大きく左右します。




■ 職人として扱う素材がキャリアに与える影響

扱うのが難しい鋼製建具の施工技術を身につけることは、他の職人との差別化に繋がり、市場価値の向上に直結します。


どのようなキャリアを描けるのか、そして気をつけるべきポイントを解説します。



・鋼製建具を極めることで得られる専門性と市場価値

鋼製建具は、公共工事や大型の再開発プロジェクト、ビルの改修工事などで必ず必要とされるため、需要が途切れることがありません。


溶接やミリ単位の精度調整など、習得に時間のかかる技術だからこそ、一度身につけてしまえば「代えのきかない職人」として重宝されます。


この専門性の高さが、安定した仕事量と高い収入に繋がる最大の理由です。



・木製建具との混同やイメージの違いによる失敗例

求人を探す際、「建具屋」とひとくくりにしてしまうと失敗することがあります。「木製のドアを作る仕事だ」と勘違いして入社し、金属加工や重い鉄の扉を運ぶ作業に戸惑うケースです。


木製建具と鋼製建具では、扱う道具も作業環境も全く異なります。


就職を考える前に、その会社が「どの素材をメインに扱っているのか」をしっかり確認しないと、自分のやりたいこととミスマッチが起きてしまうため注意が必要です。


専門性の高い技術を身につけるなら、ぜひ当社の採用情報をご覧ください。

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■ 未経験から素材の専門知識を身につけるための注意点


専門性の高い鋼製建具の世界でプロになるためには、基礎から論理的に教えてくれる教育体制の整った会社を選ぶことが最重要です。


成長スピードを落とさないための会社選びのコツをお伝えします。



・基礎から丁寧に教えてくれる会社選びの重要性

鋼製建具の現場では、日常では使わない専門用語や特殊な電動工具が当たり前のように登場します。


専門知識を持たない未経験者が放置されると、指示が理解できず、技術習得が著しく遅れるという業界でありがちな状況に陥ってしまいます。


だからこそ、「見て覚えろ」という古い体質の会社ではなく、道具の名前や安全ルールからマンツーマンで教えてくれる環境を選ぶことが不可欠です。



・実務経験と資格取得を通じたステップアップ

良い会社に入り、日々の現場で実務経験を積むことが何よりの勉強になります。


そしてある程度経験を積んだら、「建具製作技能士」や溶接に関する国家資格の取得を目指しましょう。


資格はあなたの技術を客観的に証明してくれる強力な武器になります。資格取得の費用をサポートしてくれる会社であれば、キャリアアップの道はさらに広がります。




■ よくある質問


鋼製建具と金属製建具について、よくいただく疑問にお答えします。


Q:鋼製建具とアルミサッシはどちらが施工が難しいですか?

A:どちらも高度な技術が必要ですが、鋼製建具は重量が重く、現場での溶接作業やミリ単位のクリアランス(隙間)調整が求められるため、体力と精密さの両面で難易度が高いとされています。


Q:未経験から鋼製建具の職人になるにはどうすればいいですか?

A:鋼製建具を専門に扱う施工会社に入社し、実務経験を積むのが近道です。入社前に特別な資格は必要ありませんが、教育体制が整っている会社を選ぶことが成長の鍵になります。


Q:鋼製建具は錆びないのでしょうか?

A:鉄を主成分とするため、適切な処理をしないと錆びてしまいます。そのため、製造段階での錆止め塗装や、現場でのコーキング処理などの丁寧な施工が建具の寿命を決定づけます。




■ まとめ


鋼製建具は、高い強度と防火性で建物の安全を守る重要な設備です。その施工には専門的な知識と精密な技術が求められるため、極めることで一生モノの価値あるキャリアを築くことができます。


東京都江戸川区の有限会社カネコ建装は、24年にわたり鋼製建具を専門に取り扱ってきたプロフェッショナルです。関東一円の店舗や商業施設で、設計から施工まで一貫して対応しています。「見て覚えろ」を禁止し、未経験からでも月給30万円からスタートできる手厚い教育体制が自慢です。


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